シャープ堺工場の跡地がAIデータセンターに!? KDDIなどと協同出資会社設立し整備に向け協議 実現すればアジア最大規模か

AI要約

大型液晶パネルの生産を停止するシャープ堺工場の跡地にAI向けデータセンターを構築する計画が進んでいる。

シャープの子会社「堺ディスプレイプロダクト」の工場跡地にアメリカの大手半導体メーカー「エヌビディア」の最先端の技術を搭載したAIデータセンターを構築する予定。

AIデータセンターはアジア最大規模になる見込みで、シャープ・KDDIと協同出資会社を設立し早期の稼働を目指す。

シャープ堺工場の跡地がAIデータセンターに!? KDDIなどと協同出資会社設立し整備に向け協議 実現すればアジア最大規模か

 大型液晶パネルの生産を停止するシャープ堺工場の跡地にAI向けデータセンターを構築する計画が進んでいることがわかりました。

 システム受託開発の「データセクション」は、テレビ用液晶パネルを製造しているシャープの子会社「堺ディスプレイプロダクト」の工場跡地に、アメリカの大手半導体メーカー「エヌビディア」の最先端の技術を搭載したAIデータセンターを構築すべく、協議を開始すると発表しました。

 シャープは、子会社の「堺ディスプレイプロダクト」でテレビ向け液晶パネルを製造していますが、事業不振を背景に9月末までに稼働を停止することが決まっています。

 AIデータセンターは、サーバーやネットワーク機器などのIT機器をAIを使って保管・運用する施設で、堺の工場跡地であれば稼働に必要な十分な電力と場所を確保できる見込みです。

 実現すればアジア最大規模になるとみられ、データセクションは、シャープ・KDDIと協同出資会社を設立し、できるだけ早期の稼働を目指したいとしています。