シャープ堺工場、データセンターに KDDIなどと協業、跡地活用

AI要約

シャープとKDDIはAIデータセンターの設立に向けて協議を始めることで合意した。

大阪・堺工場の跡地を活用し、最先端の画像処理半導体を搭載したAI計算基盤を導入する。

シャープ、KDDI、データセクションの協業によりアジア最大規模のAIデータセンターが設立される見通し。

 シャープは3日までに、KDDIなどとAI(人工知能)データセンターの設立に向けた協議を始めることで合意した。

 テレビ向け大型液晶パネルの生産拠点で、9月末までに稼働を停止する大阪・堺工場の跡地を活用する。データセンターでは、米半導体大手エヌビディアの最先端の画像処理半導体を搭載したAI計算基盤を導入する。

 シャープとKDDIの協業に加わるシステム受託開発会社データセクションが3日、発表した。3社は今後、合弁会社を設立し、早期の稼働開始を目指す。出資額や出資比率は未定だが、実現すればアジアでは最大規模のAIデータセンターとなる見通し。