2024年4月の自動車輸出、0.4%増で2カ月ぶりプラス 2023年度の国内生産は2年連続増加 自工会発表

AI要約

2023年度の国内自動車生産が前年を上回るものの、ダイハツ工業による認証不正の影響があった。

乗用車は普通車と小型車が増加したが、軽四輪車は減少した。

トラックの生産は全体的に減少し、ダイハツ影響で軽四輪トラックが大きく減少した。

2024年4月の自動車輸出、0.4%増で2カ月ぶりプラス 2023年度の国内生産は2年連続増加 自工会発表

 日本自動車工業会(片山正則会長)が31日発表した2023年度の国内生産は前期比7.1%増の867万8446台となり、2年連続で前年実績を上回った。ただ、ダイハツ工業による認証不正の影響もあり、コロナ禍前の水準(19年度の948万9034台)には届かなかった。

 乗用車は普通車(同18.2%増)と小型車(同1.4%増)で前年実績を上回ったものの、軽四輪車は同4.4%減。ダイハツが国内工場を停止したことが響いた。

 トラックは同13.5%減。ダイハツ影響で軽四輪トラックが同17.2%減となったほか、普通トラックが同10.0%減、小型トラックも同14.1%減だった。

 24年3月の国内生産は前年同月比18.0%減の71万389台と3カ月連続のマイナスだ。

 同日、発表した4月の輸出台数は同0.4%増の36万5106台で、2カ月ぶりにプラスに転じた。