トヨタ自動車に6台納入…南武、金型用電動油圧シリンダーの仕様

AI要約

南武は、トヨタ自動車に特別仕様の大型モデルの電動油圧シリンダー6台を納入した。

シリンダーは油圧ポンプ、タンク、モーターなどのユニットをシリンダーと一体化して個別制御可能なe-Zeroモデルで、トヨタ自動車はダイカスト部品の生産に試験適用する。

納入品は標準シリーズよりもさらに大きなサイズで、高圧力を持ち、アクチュエーターとして汎用性がある。

南武(横浜市金沢区、野村伯英社長)は、ダイカスト金型用の電動油圧シリンダー6台をトヨタ自動車に納入した。シリンダー旋回機能などを付加した特別仕様の大型モデルで、トヨタは自動車用アルミダイカスト部品の生産に試験適用する。

同シリンダー「e―Zero」は油圧ポンプ、タンク、モーターなどのユニットをシリンダーと一体化して個別制御するため、アクチュエーターとして汎用性を備える。標準シリーズ(写真)は最高仕様圧力21メガパスカル(メガは100万)で、シリンダー径50ミリメートル(最大推力41・2キロニュートン)から250ミリメートル(同1030キロニュートン)だが、納入品は「さらに大きなサイズ」(野村社長)という。