上海で「サケサミット」 過去最大規模100以上の酒蔵や販売業者が集まる

AI要約

中国は日本酒の輸出先として急成長しており、100以上の販売業者や酒蔵が集まった「サケサミット」が開催されました。

中国では甘口のお酒が人気であり、日本酒や焼酎を使用したカクテルが流行しています。

日本国内の市場が縮小傾向にある中、海外への輸出が注目されており、今後も中国が重要な市場となる見込みです。

上海で「サケサミット」 過去最大規模100以上の酒蔵や販売業者が集まる

世界最大の日本酒の輸出先である中国で、100以上の販売業者や酒蔵などが集まる初の大規模イベント「サケサミット」が開かれました。

 中国は近年、日本酒の輸出量が大きく伸びていて、アメリカを抜いて世界最大の輸出先となっています。

 こうした「サケブーム」を背景に、関係団体が一体となって日本酒をPRしようと31日、日本と中国の100以上の販売業者や酒蔵などが上海市に集まりました。

 主催のジェトロ=日本貿易振興機構によりますと、中国では特にアルコール度数が低く甘口のお酒が人気で、日本酒や焼酎などを使ったカクテルも流行しているといいます。

日本貿易振興機構(ジェトロ)上海事務所 高山博副所長

「日本国内では市場が縮小気味なので、皆さん海外に意識が向いています。輸出先としては中国が一番大きいですので、もっと大きな市場が今後広がっていると思います」

 日本酒のイベントとしては過去最大規模で、今後、毎年の開催を目指すということです。