34全ての罪で有罪評決のトランプ氏 トランプタワーで6月1日会見予定
AI要約
トランプ前大統領が不倫口止め料の改ざんで有罪評決を受け、トランプ支持者と批判者が裁判所前で騒然とする中、不満をあらわにするトランプ氏の姿が見られた。
トランプ氏は2016年の大統領選で元ポルノ女優に口止め料を支払い、業務記録を改ざんした罪で有罪評決を受け、関連サイトがパンクするなど波紋を広げている。
11月の大統領選を控えた状況下で、有権者の7割が有罪評決に影響を与えないとする一方、投票しないと回答した人も17％に上るなど、波乱含みの展開が予想される。
アメリカのトランプ前大統領による不倫口止め料の改ざんをめぐる事件の裁判で、トランプ氏に有罪評決が下されました。
「有罪の瞬間、裁判所の前には多くの人が集まり、大歓声とトランプ支持者の批判の声で騒然となりました」
トランプ氏は、2016年の大統領選の際に、不倫関係にあったとされる元ポルノ女優に口止め料を支払い、これを隠すために業務記録を改ざんした罪に問われていましたが、31日、12人の陪審人による評議で、34全ての罪で有罪と評決されました。
評決を聞きトランプ氏は、不満をあらわにして顔をしかめていました。
「今この国全体が不正に操作されている」（トランプ氏）
有罪評決を受けて、トランプ氏に寄付を募るサイトが数分後にパンクしたということです。
11月に大統領選挙が迫る中、最新の世論調査では、有罪でも7割近くの有権者に影響を与えないという結果が出ている一方、トランプ氏に投票しないと回答した人は17％にのぼり、決して楽観視できない状況ともいえます。
トランプ氏は6月1日、ニューヨークのトランプタワーで会見を行う予定です。（ANNニュース）
