トランプ氏に有罪評決 米大統領経験者で史上初

AI要約

トランプ前大統領が不倫口止め料の改ざんで有罪評決を受けた史上初の事件が裁判で行われた。

トランプ前大統領は元ポルノ女優に口止め料を支払い、業務記録を改ざんした罪に問われていた。

全ての罪状において有罪評決が下され、7月に量刑が決定される見通し。

トランプ氏に有罪評決 米大統領経験者で史上初

 トランプ前大統領による不倫口止め料の改ざんをめぐる事件の裁判で、陪審員は有罪の評決を下しました。アメリカの大統領経験者が刑事裁判で有罪評決を受けるのは史上初めてです。

「今この国全体が不正に操作されている。これはバイデン政権がライバルを貶めようと仕組んだことだ。」(トランプ前大統領)

 トランプ前大統領は2016年の大統領選挙の際に、不倫関係にあったとされる元ポルノ女優に口止め料を支払い、これを隠すために業務記録を改ざんした罪に問われていました。

 評決では、12人の陪審員全員が、34件の罪状全てにおいて、有罪と判断しました。裁判官は、量刑を決める審理を7月11日に開くことを明らかにしました。

 トランプ氏は上訴すると見られています。(ANNニュース)