中古物件の地下に隠し部屋発見!その「謎の空間」が存在する驚愕の理由(海外)

AI要約

ロンドンのカップルが新しく購入したアパートメントのリノベーション中に驚きの地下室を発見。

地下空間は石炭貯蔵庫として使用されていた可能性があり、約1年かけて活用可能な空間にリノベーション。

カップルは新しく完成したシネマルームでビデオゲームを楽しんだり、映画を観たりしている。

中古物件の地下に隠し部屋発見!その「謎の空間」が存在する驚愕の理由(海外)

英国ロンドンのカップルが、新しく購入したアパートメントの部屋をリノベーションしていた時に驚くようなものを発見したとして、SNSで共有している。隠されていた地下室だ。

キャロライン・ゲイル・デンビーとそのパートナーは、ロンドンのクリスタル・パレスにあるアパートメントで、腐った床板を持ち上げたとき、高さ約215センチ、長さ約915センチの空間を発見した。

「私たちはその空間を、腐った床板を持ち上げたときに見つけた。全部掘り出すには1年かかった。作業の多くを自分たちだけでやったので」デンビーは本誌の取材に対して、そう話した。

このアパートメントは、ビクトリア朝時代の住宅の一部で、床下に石炭を貯蔵するための空間があったと見られる。

19世紀初頭から20世紀半ばにかけて、ロンドンのような大都市では、住宅の暖房に主に石炭を使っていた。地下空間が石炭貯蔵庫として使われ、そうした貯蔵庫にはしばしば、石炭を直接届ける「石炭シュート」がつながっていた。

英国では、1956年に大気浄化法が施行され、無煙燃料しか使用できない「排煙規制区域」が町や都市に導入された。その結果、住宅の暖房は、石油やガスに移行せざるを得なくなり、石炭貯蔵庫や石炭シュートの多くが使われなくなった。

デンビーとパートナーは、発見した空間を、単なる収納スペースにするのではなく、最大限に活用したいと考えた。そして、使いやすい空間を目指すことにした。

「単なる収納スペースではなく、使い勝手のいい空間にしたかった。ロンドンでは収納スペースもなかなか手に入らないが、少し特別な空間にしたかった」とデンビーは説明する。

リノベーションは簡単ではなかった。カップルは、埃と瓦礫の中で無数の週末を過ごした。しかし、苦労の甲斐があり、小さいながらもスタイリッシュなシネマルームが完成した。

デンビーは、自身のティックトックページ@carolinegaledenbyで、この発見と新しい空間の動画を共有。すでに4万8000回再生されている。

この動画を見たTikTokerのリンは、「最高!!!」と絶賛し、LCPも「なんて素晴らしい変貌だろう!」と書いている。

カップルは動画の最後で、新しい空間をどのように使っているかを紹介している。空間には小さなヒーター、ソファ、プロジェクターが置かれ、ビデオゲームをしたり、テレビを観たりしているようだ。

「同じような経験がある人を見つけたかったため、動画を共有することにした。石炭シュートは、ビクトリア朝時代の住宅によく見られるものだが、小さな空間だ」とデンビーは語る。「ロンドンでは、空間は貴重だ。だから、私たちは幸運だった。多くの作業を自分たちでこなしたため、時間はかかったが、お気に入りの空間になった」