トランプ氏の耳の負傷、銃弾でないという証拠なし=元主治医

AI要約

トランプ前大統領の右耳の負傷について、ジャクソン下院議員は銃弾以外の証拠はないとの見解を示す。

FBI長官はトランプ氏の負傷が銃弾によるものか不明と述べたが、ジャクソン氏はこれを間違いだと反論。

トランプ氏自身もSNSで銃弾による負傷を明言し、FBIに対する非難を行っている。

トランプ氏の耳の負傷、銃弾でないという証拠なし=元主治医

[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ前大統領の元主治医であるジャクソン下院議員(共和)は26日、トランプ氏が13日の銃撃事件で負った右耳の負傷について、銃弾以外によるものという証拠はないとの認識を示した。

米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は今週の議会証言で、トランプ氏の負傷が「銃弾、もしくは銃弾の破片によるものなのか疑問が残る」という見解を示した。

ジャクソン氏は、レイ長官がトランプ氏の負傷を銃弾以外の可能性について示唆していることは「間違いで不適切だ」と述べた。

トランプ氏も25日、自身のSNSで「不幸なことに私が耳に受けたのは銃弾だった。しかも強く撃たれた。ガラスでも破片でもない」とし、「かつて名声を誇ったFBIがその信頼を失ったのも不思議ではない」と非難した。

トランプ氏は銃撃事件について、「私は民主主義のために銃弾を浴びた」と支持者に語っているほか、支持者の多くが「神の加護」でトランプ氏が生き延びたと考えている。