警察逮捕の瞬間に生中継した米ポップスター…「麻薬はない」と言って罰金刑
米国の有名ポップスター、ニッキー・ミナージュさんがオランダ空港で麻薬所持の疑いで逮捕された。警察にはバッグから大麻が見つかったと報告され、ミナージュさんは逮捕された瞬間を自らライブ配信した。
ミナージュさんはアムステルダム公演を終え、次のマンチェスター公演に向かっていた際に逮捕された。警察に抵抗するミナージュさんの様子も配信されたが、数時間後には罰金を支払って釈放された。
公演は延期され、主催者はファンに対して謝罪と延期公演へのチケット有効性を伝えた。
米国の有名ポップスター、ニッキー・ミナージュさんがオランダ空港で麻薬所持の疑いで逮捕された。ミナージュさんは逮捕の瞬間が撮影された映像を直接公開した。
２５日（現地時間）、ＣＮＮなどによると、ミナージュさんは同日、アムステルダムのスキポール空港で麻薬所持の疑いで警察に逮捕された。警察は「ミナージュさんのかばんから大麻が発見された」と伝えた。
ミナージュさんは現在、アルバム『Ｐｉｎｋ Ｆｒｉｄａｙ ２』でワールドツアー公演を行っている。同日、アムステルダム公演を終えた後、次の公演のために英国マンチェスターへ向かう途中だった。
ミナージュさんは警察に捕まると、自分が連行される瞬間を自分のインスタグラムライブを通じて生中継した。この映像によると、警察はミナージュさんに車から降りて警察のバンに乗り移るように言った。ミナージュさんが「なぜバンに乗らなければならないのか」と尋ねると、警察は「麻薬所持の疑いで逮捕される」と答えた。ミナージュさんは「私は麻薬を持っていない」と反論した。
ミナージュさんは、自分が連行される警察署の住所と弁護士の選任を繰り返し要求した。だが、警察はこれに答えないまま「撮影をやめろ」という言葉だけを繰り返した。結局、ミナージュさんは言い争いの末に警察車両に乗り移った。当時、ミナージュさんは手首に手錠をかけなかったという。
ミナージュさんはその後、自身のＸのアカウントを通じて「荷物を全て開けて検査しなければならない」と話す警察関係者の姿が映った映像とコメントを残した。ミナージュさんは「彼らが私のツアー公演を妨害するためにお金を受け取ってこのようなことを行っている」として「多くの人々が私のツアーが成功的だという理由だけで怒っている」と主張した。
近くの警察署に連行されたミナージュさんは、数時間後に罰金を支払って釈放されたという。ただ、同日予定されていた公演は結局延期された。
主催側は公演場に集まったファンに「今夜公演をするために可能なすべての方法を模索したミナージュさんの努力にもかかわらず、開催が不可能になった」として「ご迷惑をおかけして非常に申し訳ない」と伝えた。また「チケットは延期された公演に対しても有効だ」と付け加えた。
