ソウルの超高級マンション(約10億円)、購入者は1992年生まれの若者…庶民に「ため息」

AI要約

30代前半の購入者が、ソウル江南区の最高級マンションを80億ウォンで購入しました。

購入者は一部融資を受けており、残りは自己資金で支払っています。

再建築計画が進行中で、若年層の超高価物件購入が増えている傾向が見られます。

ソウルの超高級マンション(約10億円)、購入者は1992年生まれの若者…庶民に「ため息」

【05月24日 KOREA WAVE】ソウル・江南(カンナム)再建築の目玉であり、全国的にも最高級とされる江南区狎鴎亭洞(カンナムグ・アプクジョンドン)の現代(ヒョンデ)マンションの一室を、2月に80億ウォン(約9億2000万円)で取得した購入者が30代前半であることが確認された。

インターネット登記所登記簿謄本によると、ソウル市江南区狎鴎亭洞の現代マンション・専有面積196平方メートル(13階)は、今年2月に80億ウォンで売買され、所有権移転登記が完了した。

所有者のA氏は1992年生まれだ。A氏は先月19日、極度額15億4000万ウォンの根抵当権設定契約を第1順位で銀行と締結した。銀行から融資を受ければ一般的に債権金額の120~130%の極度額の根抵当を設定する。このため実際に借りた金額は10億ウォン前半台と推定される。残りの約70億ウォンは全額自身が支払ったのだ。

このマンションは狎鴎亭3区域の再建築事業地に含まれる。3区域は昨年末、ヒリム建築コンソーシアム(ヒリム・ナウドンイン・UN Studio)が再建築設計権を獲得し、事業が再び進行している。設計用役まで締結した状態で、再建築にスピードを上げつつ、近いうちに施工者も選定される。現代建設が本事業に関心を示しているという。

最近、若年層の超高価物件の購入が目立つ。過去に十分な資産を形成した中高年あるいは高齢層が超高価不動産購入の中心だったのとは異なり、20~30代でも資産の相当部分を不動産が占めているのだ。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News