英は「核のイスラム国家」 バンス氏

AI要約

米共和党の副大統領候補に選ばれたバンス上院議員が、英国が労働党政権下で「核兵器を持つイスラム教国家」になったと発言し、レーナー英副首相が反論。

英国で政権移行後、労働党所属のイスラム教徒市長とトランプ前大統領の関係が注目される。

バンス氏の発言の真意が不明で、米英関係も影響を受ける可能性がある。

 【ロンドン共同】米共和党の副大統領候補に選ばれたバンス上院議員が、英国が労働党政権下で「核兵器を持つイスラム教国家」になったと発言し、レーナー英副首相が16日、「そのような認識はない」と反論した。バンス氏の発言の真意は不明だが、英国と米共和党との関係がぎくしゃくしかねない。

 英国は今月5日、保守党から労働党に政権が移った。一部の英メディアは、労働党所属のロンドン市長でイスラム教徒のサディク・カーン氏が過去に米共和党のトランプ前大統領を「差別主義者だ」と呼んだこととの関係を指摘した。

 バンス氏はワシントンで先週開かれた保守派の会合で発言した。