中国・武漢の市民記者、出所確認 コロナ流行初期に実態伝え服役
元弁護士の市民記者、張展氏が新型コロナウイルスの流行初期に中国湖北省武漢で現地の実態を発信し、実刑判決を受けた後、刑務所から出所したことが確認された。
出所後、親戚の家に滞在しているものの、自由が制限されているという報道もある。
支援者の投稿動画では、張氏が感謝の意を示しながら涙を流す姿が見られた。
![中国・武漢の市民記者、出所確認 コロナ流行初期に実態伝え服役](/img/article/20240522/664d8f6882a1d.jpg)
【上海共同】新型コロナウイルスの流行初期に中国湖北省武漢で現地の実態を発信して実刑判決を受けた元弁護士の市民記者、張展氏(40)が刑務所から出所したことを支援者が確認した。支援者が21日に明らかにした。
張氏は13日に出所して親類の家にいるものの自由が制限されているという。
支援者がX(旧ツイッター)に投稿した動画で、張氏は「みなさんのサポートを感謝します」と涙をこらえながら話した。