イラン大統領「傑出した政治家」 正恩氏が弔電 北朝鮮

AI要約

北朝鮮の金正恩総書記が、イランのライシ大統領の死に際し、モフベル大統領代行に弔電を送った。

金正恩氏はライシ師を称賛し、北朝鮮とイランの関係に言及した。

北朝鮮とイランは、米国との対立や核・ミサイル開発で協力してきた。

 【ソウル時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は20日、イランのライシ大統領の事故死を受け、モフベル大統領代行に弔電を送った。

 正恩氏はライシ師を「傑出した政治活動家であり、朝鮮人民の親しい友だった」としのんだ。朝鮮中央通信が21日、報じた。

 北朝鮮とイランは共に米国と対立し、核・ミサイル開発で協力してきたとされる。4月には北朝鮮高官がイランを訪問していた。正恩氏は「(イラン)政府と国民が大きな喪失の痛みを乗り越え、イランの繁栄のために前進していくと確信する」と伝えた。