西側兵器使用、ウクライナに許可すれば核戦争に=プーチン氏側近

AI要約

ウォロジン下院議長は、西側諸国に対し、ウクライナがロシア領内への攻撃のために供与された長距離兵器の使用を承認した場合、核戦争の可能性があると警告。

ウォロジン氏とプーチン大統領は、西側諸国がロシアに対する攻撃を認めれば直接戦うことを示唆。

この発言は、ウクライナ情勢が緊迫化する中で、ロシアの核兵器使用に関する警告として注目されている。

西側兵器使用、ウクライナに許可すれば核戦争に=プーチン氏側近

[モスクワ 19日 ロイター] - ロシアのウォロジン下院議長は19日、西側諸国の政府に対し、ウクライナがロシア領内の奥深くを攻撃するために西側諸国が供与した長距離兵器の使用を承認すれば、核戦争が起こることになると警告した。

ウォロジン氏はプーチン大統領の側近で連邦安全保障会議のメンバー。

ウォロジン氏は対話アプリ「テレグラム」への投稿で、「欧州議会が求めていることは、核兵器を使用した世界戦争につながる」と警告。プーチン大統領も12日、西側諸国がウクライナに供与した長射程兵器でロシアに対する攻撃を認めれば、西側諸国はロシアと直接戦うことになると述べている。