米海軍制服組トップ、乳がん治療に成功

AI要約

米海軍の女性初の海軍制服組トップ、リサ・フランケッティ作戦部長が乳がん治療に成功したことが発表された。

フランケッティ氏は乳がんの診断を受け、手術や放射線治療、内分泌療法を経て現在は治癒したとされている。

フランケッティ氏は早期発見の重要性を強調し、海軍でのキャリアを積んできた経歴を持つ。

米海軍制服組トップ、乳がん治療に成功

【AFP=時事】米海軍は20日、女性初の海軍制服組トップ、リサ・フランケッティ(Lisa Franchetti)作戦部長(大将)が乳がん治療に成功したと発表した。

 海軍によると、フランケッティ氏は6月下旬に定期検診で乳がんと診断された。ステージ1のがんで、7月に首都ワシントン近郊のウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)での外来手術後、放射線治療を経て、今月から内分泌療法(ホルモン療法)を開始。「現在は治癒した」という。

 フランケッティ氏は「幸いにも(がんが)早期に発見された。これからも早期の定期検診を推奨していきたい」と述べている。

 同氏は誘導ミサイル駆逐艦や駆逐戦隊、空母打撃群などの司令官を歴任し、2023年11月に海軍作戦部長に就任した。【翻訳編集】 AFPBB News