首都攻撃の事前通知なし、米国民はレバノンから退去を=米高官

AI要約

カービー米大統領補佐官は、イスラエルによるレバノン首都近郊の攻撃に関する事前通知について承知していないと述べた。

米国はレバノンへの渡航を避け、既にレバノンにいる人々には国外退去を要請している。

バイデン政権は、中東地域の緊張を回避するため外交的解決を模索しており、イスラエル軍による攻撃にはコメントを差し控えている。

首都攻撃の事前通知なし、米国民はレバノンから退去を=米高官

[ワシントン 20日 ロイター] - カービー米大統領補佐官は20日、イスラエルによるレバノン首都近郊攻撃について、イスラエルから事前に何らかの通知があったとは承知していないと述べた。

また米国民に対し、レバノンに渡航しないよう、また既にレバノンにいる場合は国外に退去するよう強く要請した。

カービー氏は記者団に対し、最近の攻撃についてはコメントできないとしたが、バイデン政権は中東地域の緊張の高まりを回避すべく努力していると改めて強調。外交的解決が最善策だと信じていると述べた。

イスラエル軍は20日、レバノンの首都ベイルート南郊で、同国に拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラ幹部を標的にした攻撃を行った。