韓国「小部屋村」の住民、将来への不安と孤立感が一般住民の2倍以上

AI要約

韓国の「小部屋村」と呼ばれる簡易住宅地域の住民が、経済的・精神的に孤立している実態が明らかになった。

小部屋村の住民は経済的にぜい弱であり、重病に備えや老後の準備ができていない状況が深刻である。

心理的側面でも孤独感や自殺衝動が高く、祝祭期における支援の必要性が指摘されている。

韓国「小部屋村」の住民、将来への不安と孤立感が一般住民の2倍以上

【09月20日 KOREA WAVE】韓国の「小部屋村」と呼ばれる簡易住宅地域の住民が、一般住民に比べて経済的・精神的に孤立している実態が明らかになった。特に祝祭期における支援の必要性が指摘されている。

韓国行政研究院が発表した報告書によれば、小部屋村の住民は経済的にぜい弱であり、現在および将来の経済状況を否定的に捉える割合が75.0%および61.0%と、一般住民の24.8%および17.3%を大きく上回る。

また、重病に対する備えや老後の準備が全くできていないとの回答が81.0%および74.0%に達し、経済的不安が深刻である。

心理的側面でも「大きな資金が必要な時に助けてくれる人がいない」との回答が53.0%で、一般住民の20.2%に比べて2.6倍高く、孤独感や自殺衝動も一般住民より1.3倍から1.4倍高い。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News