中国外務省が「偶発的犯行」なのに動機は「調査中」繰り返す…深セン日本人児童刺殺事件で記者追及も「公安当局が調査中」

AI要約

中国広東省の深センで日本人の男子児童が男に刃物で刺され死亡した事件をめぐり、動機が未だ明らかにされていない状況を受け、中国外務省は調査中であると回答を繰り返している。

10歳の男子児童が刺されて死亡した事件で身柄を拘束された44歳の中国人男性が犯行を認めたものの、動機については明らかになっていない。

岸田首相は事件の真相について迅速な説明を要求しており、事態の解明が求められている。

中国外務省が「偶発的犯行」なのに動機は「調査中」繰り返す…深セン日本人児童刺殺事件で記者追及も「公安当局が調査中」

中国広東省の深センで日本人の男子児童が男に刃物で刺され死亡した事件をめぐり、中国外務省の報道官は犯行動機について「調査中」との回答を繰り返しました。

深センの日本人学校に通う10歳の男子児童が刃物で刺されて死亡した事件では、身柄を拘束された中国人の44歳の男が、刃物で刺したことを認める供述をしていることが明らかになりました。一方で、動機についてはわかっていません。

20日午後に行われた中国外務省の記者会見では、日本や海外メディアから「単独犯で偶発的な事件と分かっているのに、動機は分からないのか」などと犯行の動機に関する厳しい質問が相次ぎましたが、報道官は「公安当局が調査中」との回答を繰り返しました。

事件を巡っては岸田首相が「一刻も早い説明を強く求める」と要求しています。