大幅利下げ「政治的な動きだ」 FRB決定にトランプ氏

AI要約

トランプ前大統領はFRBによる政策金利の大幅利下げを政治的な動きと主張

金利引き下げ幅に疑問を呈し、民主党候補に利益をもたらすと指摘

大統領選前のFRBの判断には配慮があったとの見方を示す

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は19日、米連邦準備制度理事会(FRB)による主要政策金利の0.5%の大幅利下げ決定は「政治的な動きだ」と主張した。米メディア「ニュースマックス」のインタビューで述べた。

 金利の引き下げ幅に関し「大半の人がその半分(0.25%)になると考えていたし、それが正しかっただろう」と指摘。その上で、民主党候補のハリス副大統領に利するものだと暗に批判した。利下げ幅が大きい方が景気を刺激する効果は大きく、大統領選を前にFRBが現政権に配慮したとの見方を示した。