ヒズボラ通信機器爆発、ハンガリーも製造否定

AI要約

レバノン各地でヒズボラが使用しているポケットベル型の通信機が相次いで爆発し、ハンガリー政府は製造を否定。

捜査では米紙が台湾メーカーを指摘したが、製造を否定する声明が出た。

ハンガリー政府報道官は製造関係者が国内に存在しないことを述べた。

ヒズボラ通信機器爆発、ハンガリーも製造否定

【AFP=時事】レバノン各地でイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)が使用しているポケットベル(ポケベル)型の小型通信機器が相次いで爆発した17日の事件で、ハンガリー政府は18日、機器が同国で製造されたとの主張を否定した。

 爆発した機器をめぐっては、米紙ニューヨーク・タイムズが台湾の通信機器メーカー「ゴールドアポロ(Gold Apollo)」のモデルだと報じたが、同社は製造を否定し、長年提携しているハンガリー企業「BACコンサルティング(BAC Consulting)」が製造・販売したとの声明を発表した。

 だが、ハンガリー政府のコバーチ・ゾルタン(Zoltan Kovacs)報道官は「この会社は取引仲介業者であり、ハンガリー国内には生産拠点や事業者を持っていない」「問題の機器がハンガリー国内に存在したことはない」とX(旧ツイッター)で述べた。【翻訳編集】 AFPBB News