米情報機関は、イランのハッカー集団がトランプ前大統領の陣営から盗んだ電子メールをバイデン大統領の陣営に送っていたことを公表した。
メールは6月下旬から7月初旬にかけて送信され、報道機関にも送られていたが、返信の形跡はない。
ハッキング被害による情報漏洩が米大統領選の混乱を招き、国際的なサイバーセキュリティの脅威を示す事件となっている。
米大統領選の共和党候補であるトランプ前大統領の陣営がハッキング被害を受けた問題で、連邦捜査局（FBI）などの米情報機関は18日、イランのハッカー集団が、盗んだトランプ陣営内部の電子メールを当時のバイデン大統領の陣営関係者に送っていたと公表した。
FBIによると、メールは6月下旬から7月初旬にかけて送信された。受け取った人物がメールに返信した形跡はない。メールは米国の報道機関にも送られていたという。
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