クルスク州奪還目指すロシア反攻「阻止」 ウクライナ当局者

AI要約

ウクライナがクルスク州の占領地域でロシア側の反転攻勢を阻止したと発表。

ロシアは奪還を試みたが、ウクライナが阻止し、状況は安定していると報道官が述べた。

しかし、別の当局者はロシアの作戦は進行中であり、失敗とまだ言えないとコメント。

クルスク州奪還目指すロシア反攻「阻止」 ウクライナ当局者

【AFP=時事】ロシア西部クルスク(Kursk)州でウクライナが占領地域に設置した軍事行政当局のオレクシー・ドミトラシェフスキー(Oleksiy Dmytrashkivsky)報道官は18日、同地域の奪還を目指すロシア側の反転攻勢を「阻止」したと発表した。

 ウクライナは8月6日、クルスク州に奇襲攻撃を仕掛け、広範囲を制圧。ロシアは今月、複数の集落を奪還したと発表していた。

 ドミトラシェフスキー報道官はAFPに対し、「彼ら(ロシア軍)は側面から攻撃を試みたが、阻止された」「状況は安定し、現在は全てが制御下にある。彼ら(ロシア)は成功しなかった」と述べた。

 一方、別のウクライナ当局者は匿名を条件に、「クルスク州でロシアの軍事作戦は今も進行中だ。完全に失敗したと言うのは時期尚早だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News