被害男児「予断許さない状況」 広州総領事、地元当局に最大限の手当要請
AI要約
中国南部・広東省深セン市の日本人学校に通う男児が男に刃物で襲われ負傷した事件で、男児が「予断を許さない状況」にあることが明らかになった。
在広州日本総領事館は男児への適切な手当てと家族へのケアを求めており、事件の真相解明と再発防止も要請している。
地元病院で治療を受けている男児に対し、関係者はできる限りの対応を行う姿勢を示しているが、真相解明については進展が望まれる状況である。
【深セン時事】中国南部・広東省深セン市の日本人学校に通う男児が男に刃物で襲われ負傷した事件で、在広州日本総領事館の貴島善子総領事は19日未明（日本時間同）、男児が「予断を許さない状況」にあることを明らかにした。
記者団の取材に答えた。男児は地元の病院で治療を受けている。
貴島氏は18日夜（日本時間同）、深セン市の対外窓口である外事弁公室のトップを務める曹賽先氏と会談。男児への最大限の手当てと家族へのケアを求めた。また、犯人の動機をはじめとする事件の真相解明と詳細な説明や再発防止なども要請した。
曹氏は、できる限りの治療や対応を行うと回答した。ただ、真相解明については「了解した」と述べるにとどめた。
