中国、独軍艦の台湾海峡通過を非難「安保リスク高める」
ドイツ海軍の艦船2隻が13日に台湾海峡を通過し、中国がドイツの行動を非難。
中国軍は安全保障上のリスクに対抗する姿勢を示し、ドイツの行動を批判。
ドイツ艦船の台湾海峡通過は20年ぶりで、国際的な注目を集めている。
【AFP=時事】ドイツ海軍の艦船2隻が13日に台湾海峡(Taiwan Strait)を通過したのを受け、中国は14日、ドイツが同海峡の安全保障上リスクを高めていると非難した。
中国軍の報道官は声明で、「ドイツ側の行動は、安全保障リスクを高め、誤ったシグナルを送っている」と批判。
同海域の中国軍は「あらゆる脅威と挑発に断固として対抗する」と表明した。
ドイツのボリス・ピストリウス(Boris Pistorius)国防相は13日、フリゲート艦「バーデン・ビュルテンベルク(Baden-Wuerttemberg)」と補給艦「フランクフルト・アムマイン(Frankfurt am Main)」が台湾海峡を通過したと認めた。
ドイツメディアによると、同国の軍艦が台湾海峡を航行するのは20年以上ぶり。【翻訳編集】 AFPBB News