「テイラー・スウィフトなんか大嫌いだ！」 トランプ氏が挑発的な投稿
米共和党大統領候補のトランプ氏がSNSで人気歌手スウィフトさんを非難し、物議を醸す発言をした。
スウィフトさんは民主党候補ハリス氏への支持を表明し、大きな反響を呼んでいる。
トランプ氏は右派の人物と関わりを持ち、陰謀論に傾倒しており、批判の声が上がっている。
【AFP＝時事】米共和党大統領候補のドナルド・トランプ（Donald Trump）前大統領は15日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「テイラー・スウィフトなんか大嫌いだ！（I HATE TAYLOR SWIFT！）」と投稿した。物議を醸す発言で知られるトランプ氏だが、ここまで挑発的な投稿は異例。
米人気歌手のスウィフトさんは10日、大統領選に向けたテレビ討論会の直後に、民主党候補のカマラ・ハリス（Kamala Harris）副大統領への支持を表明。自身のインスタグラムに、ハリス氏は「安定した手腕を持つ、才能ある指導者だと思う」と投稿した。
スーパースターのスウィフトさんは、インスタグラムやティックトック（TikTok）などに4億人を超えるフォロワーを持ち、インスタグラムでのハリス氏の支持表明には1000万人が「いいね！」を押している。
トランプ氏はこのところ、陰謀論に傾倒している右派のインフルエンサー、ローラ・ルーマー（Laura Loomer）氏（31）と関わりを持ち、共和党内からも批判の声が上がっている。
ルーマー氏は時折、トランプ氏の飛行機で選挙イベントにも同行。最近では、スウィフトさんと米ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）のトラビス・ケルシー（Travis Kelce）選手との交際について、「2024年大統領選に影響を与えるため」に「仕組まれた関係」だとする、根拠のない主張を展開している。【翻訳編集】 AFPBB News
