マスク氏「誰もカマラを暗殺しようとさえしない」 Xに物議醸す投稿

AI要約

イーロン・マスク氏が、トランプ氏の暗殺未遂事件に関連してSNSで発言し、暴力を批判される可能性がある。

マスク氏は、トランプ氏への支持を表明し、民主党陣営を非難する一方、ハリス副大統領支持を皮肉って批判を浴びている。

マスク氏の発言は議論を呼んでおり、個人的な意見や政治的立場からの問題提起がある。

マスク氏「誰もカマラを暗殺しようとさえしない」 Xに物議醸す投稿

 米実業家のイーロン・マスク氏は15日、自身が支持する共和党のトランプ前大統領の暗殺未遂とみられる事件に関連して、X(ツイッター)ユーザーの「なぜ彼らはトランプ氏の殺害を望むのか」との書き込みを引用して「そして、誰も(民主党の)バイデン(大統領)やカマラ(ハリス副大統領)を暗殺しようとさえしない」と投稿した。

 7月の銃撃事件を含めてトランプ氏が暴力の標的になっていることを強調しているが、政敵への暴力を容認すると受け取られかねない内容は、物議を醸しそうだ。

 マスク氏は銃撃事件後、11月の大統領選に向けてトランプ氏への支持を表明し、民主党陣営への非難を強めている。10日に人気歌手のテイラー・スウィフトさんが猫を抱っこした画像を添えてハリス氏への支持を表明すると、「素晴らしいよ、テイラー。君の勝ちだ。君に子供を授け、身をていして君の猫を守るよ」との皮肉を投稿し、「セクハラだ」と批判されていた。【ワシントン秋山信一】