エムポックスワクチン初承認 デンマーク社製 WHO

AI要約

世界保健機関はエムポックス(サル痘)の感染症にババリアン・ノルディック社製ワクチンの事前認証を付与した。

初承認であり、途上国向けに医薬品を調達する際に重要な意義があるとされている。

事前認証は承認審査の迅速化に役立ち、重要な一歩とされている。

 【パリ時事】世界保健機関(WHO)は13日、アフリカ中部で広がっている感染症「エムポックス(サル痘)」を巡り、デンマークのバイオ医薬品企業ババリアン・ノルディック社製ワクチンに「事前認証」を付与したと発表した。

 WHOによるエムポックスワクチンの初承認で、テドロス事務局長は「重要な一歩だ」と強調した。

 事前認証は、国連機関や援助機関が途上国向けに医薬品を調達する際に重視される。途上国による承認審査の迅速化につながるケースもある。