ガザでの予防接種「目標達成」 ポリオ、停戦は見通せず

AI要約

国連関係者によると、ガザでのポリオ予防接種の第一段階が終了し、接種率9割の目標を達成した。

戦闘休止措置は終了し、WHOなどは2回目の接種を目指している。

イスラエル軍の攻撃やハマスとの停戦交渉が続いており、状況は不透明だ。

 【エルサレム共同】国連関係者は13日、パレスチナ自治区ガザで実施していた1回目のポリオの集中的な予防接種が12日に終了し、目標としていた接種率9割を達成したとの認識を示した。接種に伴う限定的な戦闘休止措置は終了することになる。イスラエル軍はこの間も対象地域外で攻撃を続けており、イスラム組織ハマスとの停戦交渉妥結は見通せていない。

 世界保健機関(WHO)など国連機関は10月中旬をめどに2回目の接種を目指しており、実現できるかどうかが焦点となる。