トランプ氏、2020年大統領選での敗北容認を否定 大統領選討論会

AI要約

トランプ前大統領は前回大統領選での敗北を認めない考えを示し、撤回した形となった。

討論会でトランプ氏は自身の勝利を示す証拠があると主張し、承認のための議会送付を指摘。

一方、ハリス副大統領はトランプ氏の主張に反論し、バイデン大統領に投票した人々に言及した。

トランプ氏、2020年大統領選での敗北容認を否定 大統領選討論会

(CNN) 11月の大統領選に向けた現地時間10日夜のテレビ討論会で、共和党候補のトランプ前大統領は2020年の前回大統領選で敗れたことを認めない考えを示した。これより前の声明では「微々たる差」での敗北を認めたと見られていたが、これを撤回した形だ。

討論会の司会者が当該の声明を読み上げたところ、トランプ氏は「そんなことを言っただろうか?」と疑問を呈し、「皮肉のつもりだった」と説明した。

その上で、自身の勝利を示す大量の証拠があると示唆。それを確認しさえすればいい話であり、証拠は承認のため議会に送られたはずだと指摘した。

民主党候補のハリス副大統領はこの後、20年大統領選に関するトランプ氏の主張に反論。同氏は当時バイデン大統領に投票した「8100万人によって解雇された」と強調した。