国連総会議長「紛争解決が優先」 1年間の新会期入り

AI要約

国連総会が新会期に入り、議長が紛争解決を優先する決意を表明。

議長は世界の諸課題に言及し、国連の役割を強調。

総会一般討論が開催され、ウクライナ大統領やパレスチナ政府の議長らが演説予定。

国連総会議長「紛争解決が優先」 1年間の新会期入り

 【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)は10日、1年間の新会期に入った。カメルーンのフィレモン・ヤン新議長は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘や、ロシアによるウクライナ侵攻などの「紛争解決を優先する」と決意を語った。

 ヤン氏は、各地での紛争や気候変動、新たなデジタル技術など「世界は数多くの課題に直面している」と指摘。「国連が希望の光であり続けられるように、各国が協調の精神を持って取り組もう」と呼びかけた。

 総会一般討論は24~30日に開かれる。国連によると、紛争当事国のウクライナのゼレンスキー大統領、パレスチナ自治政府のアッバス議長、イスラエルのネタニヤフ首相らが演説する予定。