米大統領選 勢いのハリス氏・堅い支持のトランプ氏 討論会を前に情勢は「互角」

AI要約

アメリカ・ハリス副大統領とトランプ前大統領の世論調査がほぼ互角であることが明らかになりました。

激戦7州では、ハリス氏とトランプ氏の支持率がほぼ拮抗しており、勝敗が注目されています。

両候補に対する情報不足があり、日本時間11日のテレビ討論会が支持率に影響する可能性が高いとされています。

アメリカ・ハリス副大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会が日本時間11日に迫るなか、勢いを見せるハリス氏に対し、トランプ氏も互角の支持を保っていることが世論調査で明らかになりました。

8日に発表されたニューヨークタイムズなどの世論調査によりますと、全米の支持率は共和党のトランプ前大統領が48%、民主党のハリス副大統領が47%と、ほぼ並んでいて、これは7月下旬に行われた前回の調査時点と変わっていません。

勝敗を左右する激戦7州を見ると、ハリス氏が3つの州でリードするもその差はごくわずかで、残りの4つの州では2人の支持率が並んでいます。

ニューヨークタイムズは「この1か月でハリス副大統領が民主党に興奮をもたらしたものの、トランプ氏への支持は極めて堅いことが示された」と評価しています。

また、調査では「トランプ氏についてもっと知る必要がある」と答えた人が9%だったのに対し、「ハリス氏についてもっと知る必要がある」と答えた人は28%に上っていて、日本時間11日に行われるテレビ討論会が両者の支持にどのように影響するか注目されます。