イスラエル軍がシリア空爆 5人死亡、19人負傷

AI要約

シリア中部でイスラエル軍の空爆があり、5人が死亡、19人が負傷した。シリア国営メディアによると、複数の爆発があって民間人が被害を受けた。

イスラエル国防軍は報道にコメントを控えている。空爆はシリア中部の軍事施設を狙ったもので、一部は防空システムで撃墜された。

負傷者の一部は重体となり、マスヤフでは火災も発生。消防が消火活動を行っている。

イスラエル軍がシリア空爆 5人死亡、19人負傷

(CNN) シリア中部のタルトゥース県やハマ県でイスラエル軍の空爆があり、5人が死亡、少なくとも19人が負傷した。シリア国営シリア・アラブ通信(SANA)が8日に伝えた。複数の爆発があって防空システムで迎撃を行い、民間人の死傷者が出たとしている。

イスラエル国防軍はCNNの取材に対し、外国メディアの報道についてはコメントしないと述べている。

SANAが軍の関係者の話として伝えたところによると、イスラエル軍は現地時間の8日午後8時半ごろ、レバノンの北西方向からシリア中部の軍事施設を狙って空爆を行った。

ミサイルの一部はシリアの防空システムで迎撃して撃墜したと関係者は話している。

ハマ県マスヤフの国立病院病院長は、負傷者の一部は重体となっていると語った。

マスヤフでは幹線道路付近で空爆による火災が発生し、消防が消火活動を続けている。