ヨルダン境界で銃撃、イスラエル人3人死亡

AI要約

ヨルダン川西岸でトラックを運転していた男がイスラエル治安部隊に向けて発砲し、3人が死亡。

男はその場で射殺され、ヨルダン側は容疑者を特定。ネタニヤフ首相は卑劣なテロリストと非難。

事件はイランの影響下にあると指摘され、犯人の国籍はヨルダンであると報告。

ヨルダン境界で銃撃、イスラエル人3人死亡

【AFP=時事】イスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)とヨルダン川の境界にあるキング・フセイン橋(King Hussein Bridge、別名アレンビー橋、Allenby Bridge)検問所付近で8日、トラックを運転していた男がイスラエル治安部隊に向けて発砲し、イスラエル人の警備員3人が死亡した。同国軍が発表した。男はその場で射殺されたという。

 イスラエル軍は、「ヨルダン側」からトラックに乗って来た「テロリスト」が車を降り、活動中の治安部隊に向け発砲したと説明。軍はAFPに対し、銃撃で死亡した警備員3人は兵士や警察官ではなかったと明らかにした。

 ヨルダン内務省は銃撃した男について、ヨルダン国籍のマヘル・ディアブ・フセイン・アル・ジャジ(Maher Diab Hussein al-Jazi)容疑者と特定したと、初動捜査の結果を発表した。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は容疑者について、イランが扇動する「凶悪なイデオロギー」に感化された「卑劣なテロリスト」だと非難した。【翻訳編集】 AFPBB News