北朝鮮のごみ風船で火災 けが人なし=韓国北部

AI要約

北朝鮮との軍事境界線に近い坡州市で風船が倉庫に落下し火災が発生。火災によるけが人はなく、倉庫の屋根が焼けた。

警察と消防が起爆剤が付いた風船が原因とみて調査中。北朝鮮が最近連続で風船を飛ばしている状況。

火災発生の背景や北朝鮮の意図など、詳細な情報が求められている。

北朝鮮のごみ風船で火災 けが人なし=韓国北部

【坡州聯合ニュース】北朝鮮との軍事境界線に近い韓国北部・京畿道坡州市で8日午後2時ごろ、北朝鮮から飛んできたごみなどをぶら下げた風船が倉庫の屋上に落下し、出火した。火はおよそ3時間後に消し止められた。

 火災によるけが人はいなかった。倉庫1棟の屋根330平方メートルが焼けた。

 警察と消防は風船についていた起爆剤がごみと一緒に焼けて火が出たとみて、正確な火災の原因を調べている。

 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は8日午前9時ごろからごみをぶら下げた風船を韓国に向けて飛ばした。北朝鮮が風船を飛ばすのは4日から5日連続。