上院選、鍵握るモンタナ州 民主現職敗北で勢力逆転も

AI要約

11月の米大統領選と同時実施の連邦上院選で、西部モンタナ州の改選議席が民主、共和両党の勢力争いの鍵となっている。

現職が敗れれば上院の多数派の地位を共和党が奪還する可能性があるため、両党とも激しい選挙戦を展開している。

上院の勢力は非常に拮抗しており、民主党がこの議席を死守するかどうかが非常に重要なポイントとなっている。

 【ロサンゼルス共同】11月の米大統領選と同時実施の連邦上院選で、西部モンタナ州の改選議席が民主、共和両党の勢力争いの鍵を握るとみられている。民主党現職が敗れれば上院の多数派の地位を共和党が奪還する可能性が生じるためだ。世論調査では共和党候補が支持率でリード。民主党は議席死守が最優先課題だとしている。

 上院(定数100)の勢力は無所属を含む民主党系51、共和党49と拮抗。共和党支持者が多い南部ウェストバージニア州選出で、民主党系無所属のマンチン上院議員は不出馬を決めており、民主党が議席を失う可能性が高い。もう1議席減らせば共和党が多数を握る。