台湾第2野党党首、一転勾留 台北市長時代の汚職容疑

AI要約

台湾第2野党・民衆党の柯文哲主席が逮捕された汚職事件で、台北地裁は柯主席の勾留を決定した。

柯氏は拘置所に移送され、過去の台北市長時代の2020年に商業施設の再開発に関連する不正疑惑が浮上している。

地裁は検察の勾留請求を退けて釈放を決定したが、検察の抗告を受けて再び柯主席の勾留が決定された。

台湾第2野党党首、一転勾留 台北市長時代の汚職容疑

 【台北時事】台湾第2野党・民衆党の柯文哲主席(党首、65)が逮捕された汚職事件で、台北地裁は5日、柯主席の勾留を決定した。

 柯氏は拘置所に移送された。地裁は2日に検察の勾留請求を退け釈放を決めたが、検察の抗告を受けて高裁が地裁に審理を差し戻していた。

 柯主席は台北市長時代の2020年、商業施設の再開発に絡み業者へ容積率を不当に引き上げる便宜を図った疑いが持たれている。