独ミュンヘンのイスラエル領事館付近で銃撃戦、警察が容疑者殺害

AI要約

ミュンヘンで銃を所持した男が警察と銃撃戦になり死亡

容疑者は長銃身銃を所持、警察により阻止された

事件が起こった日は、1972年のミュンヘン五輪事件の記念日である

独ミュンヘンのイスラエル領事館付近で銃撃戦、警察が容疑者殺害

Anja Guder

[ミュンヘン 5日 ロイター] - ドイツ南部バイエルン州ミュンヘンのイスラエル領事館とナチスの歴史博物館付近で5日、銃を所持した男が警察と銃撃戦となり死亡した。

ミュンヘン警察によると、容疑者は男性で長銃身銃を所持していた。ヘルマン・バイエルン州内相は「警察の介入により、容疑者が阻止され、おそらく現場で死亡した」と記者団に語った。

9月5日は、1972年、ミュンヘン五輪開催中にイスラエルの選手11人がパレスチナの武装組織「黒い九月」に殺害された事件が起こった日にあたる。

イスラエル外務省によると、ミュンヘンの領事館は5日は休館しており、職員に被害はなかったとしている。

フェーザー独内相は、重大な事件だとしたが、事件の経緯や背景に関する見解は控えた。「イスラエルの施設の保護は最優先事項だ」と述べた。