ウクライナの越境攻撃は失敗 中印などが和平協議仲介も=プーチン氏

AI要約

プーチン大統領は、ウクライナの越境攻撃がロシア軍の進撃を抑えることに失敗し、ウクライナ軍が自ら防衛力を弱めたと指摘。

和平協議はこれまで拒否していないと述べ、中国、インド、ブラジルが仲介国になる可能性があることを指摘。

2022年の侵攻後の協議での停戦案が基礎になり得るとの認識を示した。

ウクライナの越境攻撃は失敗 中印などが和平協議仲介も=プーチン氏

[ウラジオストク(ロシア) 5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は5日、西部クルスク州へのウクライナの越境攻撃は、ウクライナ東部ドンバスでのロシア軍の進撃を抑えることができず、ウクライナ軍は自ら防衛力を弱めたと指摘した。極東ウラジオストクで開催された会議「東方経済フォーラム」で述べた。

一方で、ウクライナとの和平協議をこれまで拒否したことはないとも述べ、和平協議を行う場合、中国、インド、ブラジルが仲介国になる可能性があると指摘した。また、2022年の侵攻開始後まもなくトルコ・イスタンブールで行った協議でウクライナと暫定合意した停戦案が協議の基礎になりえるとの認識を示した。