独首相「ウクライナ軍事支援は停止せず」、凍結報道を否定

AI要約

ドイツのショルツ首相はウクライナへの軍事支援を緩めない方針を示し、新たな支援が凍結されないよう懸念を払拭した。

財務省が予算制約からの理由でウクライナ軍事支援の追加申請を承認しないとの報道を受け、欧州の防衛株が下落した。

ドイツ政府は誤報であると明言し、必要な限りウクライナを支援していくことを改めて述べた。

独首相「ウクライナ軍事支援は停止せず」、凍結報道を否定

[トーデンドルフ(ドイツ)4日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は4日、ウクライナへの軍事支援を緩めないとの方針を述べた。国内予算の逼迫から新たな軍事支援が凍結されるとの報道を受けて懸念払拭を図った。

財務省が予算上の制約からウクライナ軍事支援の追加申請を承認しないとの国内報道を受け、欧州の防衛株は8月中旬に下落した。

ショルツ氏は「ドイツのウクライナ支援は停止しない。ウクライナが今後も全面的にわれわれを頼れるよう準備を整え、(防衛)契約を結び、余裕を持って資金を確保している」と述べた。

政府報道官はその後、報道は「誤り」と言明し、ドイツは必要な限りウクライナを支援していくと改めて述べた。