ホテル従業員1万人超がスト 労働者の日に全米主要都市で

AI要約

米国のレーバーデーに合わせ、1万人超のホテル従業員が賃上げなどの待遇改善を求めて全米の主要都市で大規模なストライキを実施。

労組とホテルチェーンの労使交渉が決裂し、マリオットやヒルトン、ハイアットなどのホテルがストの対象に。ストライキデモやサービスへの影響も報告された。

ホノルルやサンフランシスコ、ボストンでストが続き、人員不足により一部ホテルのサービスに支障が出た。

 【ニューヨーク時事】米国のレーバーデー(労働者の日)に当たる2日、1万人を超えるホテル従業員らが賃上げなどの待遇改善を求め、全米の主要都市で大規模なストライキを実施した。

 米メディアが伝えた。

 米国、カナダのホテルやカジノ、フードサービスなどの従業員が所属する労組「ユナイト・ヒア」と大手ホテルチェーン側との労使交渉が決裂したのを受け、マリオット・インターナショナルやヒルトン・ワールドワイド、ハイアット・ホテルズのホテルを対象に労組が1日からストに入った。

 2日はホノルルやサンフランシスコ、ボストンなどでストが続けられ、ホテルの外では抗議デモも行われた。一部のホテルは人員不足で客室清掃や飲食などのサービスに影響が出たという。