NATO事務総長、ウクライナの越境攻撃を擁護「自衛権の範囲内」

AI要約

北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ事務総長は、ウクライナによるロシア西部クルスク州への越境攻撃を自衛権の範囲内と支持する発言を行った。

ウクライナがロシアへの奇襲を開始し、数十の集落および1200平方キロ以上を制圧したと主張している。

ストルテンベルグ氏はウクライナの自衛権を強調し、クルスク州のロシアの兵士、戦車、基地を正当な標的と見なすことができると語った。

NATO事務総長、ウクライナの越境攻撃を擁護「自衛権の範囲内」

【AFP=時事】北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長は31日付の独紙ウェルトのインタビューで、ウクライナによるロシア西部クルスク(Kursk)州への越境攻撃は「自衛権の範囲内」との見解を示した。

 ウクライナは8月6日、ロシアへの奇襲を開始。これまでに数十の集落、計1200平方キロ以上を制圧したと主張している。

 ストルテンベルグ氏は「ウクライナには自衛権がある。そして国際法によれば、この権利は国境でとどまらない」「あの地域(クルスク州)のロシアの兵士、戦車、基地は、国際法に基づく正当な標的だ」とし、ウクライナを擁護した。【翻訳編集】 AFPBB News