「アジアのノーベル賞」マグサイサイ賞に宮﨑駿監督

AI要約

映画監督の宮﨑駿氏が「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞を受賞

マグサイサイ賞財団が宮﨑駿氏の作品を称賛

過去には医師の中村哲さんもマグサイサイ賞に選ばれている

「アジアのノーベル賞」マグサイサイ賞に宮﨑駿監督

「アジアのノーベル賞」とも呼ばれる「マグサイサイ賞」にアニメ映画監督の宮﨑駿氏が選ばれました。

マグサイサイ賞財団の会見

「日本の優れた映画監督、宮﨑駿さんです」

アジアの平和や発展に尽くした個人や団体に贈られ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれるマグサイサイ賞の財団は31日、今年の受賞者を発表し、日本からは宮﨑駿監督が選ばれました。

財団は、宮﨑監督が「人間のあり方への深い理解を表し、見る人それぞれに自分を重ねさせる」作品をつくってきたとしています。また、環境保護や戦争など複雑なテーマに取り組み、芸術を用いて子どもたちが理解できるようにしたと評価しました。

財団は、40年もの間、世界中の人々を楽しませてきただけでなく、「平和とより良い社会を夢見ることを教えてくれた」とも強調しています。

マグサイサイ賞には、アフガニスタンで人道支援に取り組み、2019年に銃撃され死亡した医師の中村哲さんも選ばれています。