宮崎駿監督にマグサイサイ賞 「人間性への深い理解を表現」

AI要約

アニメ映画監督の宮崎駿さん(83)がアジアのノーベル賞と呼ばれるマグサイサイ賞を受賞

マグサイサイ賞はアジアで社会に大きく貢献した個人・団体に贈られており、中村哲さんを含む日本人も受賞

 【マニラ共同】フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団は31日、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞をアニメ映画監督の宮崎駿さん(83)に授与すると発表した。「作品は商業的に成功しただけでなく、人間の在り方への深い理解を表現し、見る人に自省と思いやりを促している」と称賛した。

 マグサイサイ賞はアジアで社会に大きく貢献した個人・団体に1958年から贈られてきた。日本人では、アフガニスタンで国民生活の向上を図り、2019年に殺害された「ペシャワール会」(福岡市)の医師中村哲さんらが受賞している。