「もうおしまいだと思った」エムポックス生存者が体験談を語る

AI要約

WHOはアフリカでのエムポックスのアウトブレイクを国際的な公衆衛生上の緊急事態と位置付けた。

エムポックスは高い伝染力を持つウイルスで、最近は致死性の高いクレード1bが広まっている。

クレード2の感染者も報告され、世界中でエムポックスにかかった生存者がいる。

「もうおしまいだと思った」エムポックス生存者が体験談を語る

世界保健機関(WHO)は先に、アフリカの一部地域で発生しているエムポックスのアウトブレイク(大流行)について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

エムポックスはかつては「サル痘」と呼ばれ、伝染力が非常に高い。

昨年からは、従来より致死性の高い派生型「クレード1b」が、アフリカのコンゴ民主共和国(DRC、旧ザイール)を中心に広まっている。

8月に入ってからはスウェーデンとタイで、アフリカ大陸外で初めて、「クレード1b」の感染者が確認された。

WHOは2022年にも、致死性の低い「クレード2」について、緊急事態を宣言している。

アフリカ中部から英ロンドン、スペイン・バルセロナまで、これまでに世界各地でエムポックスにかかり、生き残った人々が、その体験を語った。