台湾検察、第三勢力民衆党の柯文哲主席宅を捜索 ビル建設の不正疑惑

AI要約

台湾検察が民衆党の柯文哲主席の自宅や事務所を捜索。商業ビル建設に不正関与の疑惑。

2020年、柯氏は台北市長として容積率を引き上げる便宜を図った疑惑が浮上。

不正の実態や金銭の授受が注目される状況。

 台北市の商業ビル建設をめぐり不正に関与していた疑惑があるとして、台湾の検察当局は30日、立法院(国会)の第三勢力、民衆党の柯文哲主席(党首)の自宅や事務所、民衆党本部を捜索した。複数の台湾メディアが報じた。実際に不正に関与していたかどうかや金銭の授受の有無などが焦点になりそうだ。

 台湾の中央通信社によると、柯氏は台北市長だった2020年、同市の商業ビルの建設めぐり、ビル建設を計画する企業側の陳情を受けて容積率を不正に引き上げる便宜をはかった疑惑がもたれている。