インドでオオカミに襲われる被害相次ぐ 子ども含む8人死亡
インド北部でオオカミに襲われる被害が相次いでおり、過去2か月で8人が死亡。被害は子どもを含む7人が死亡している。
ウッタルプラデシュ州では、住民がオオカミに襲われる映像が撮影され、被害が続出。被害の原因には洪水による生息地域の浸水もある。
現地当局はドローンを使った対策や住民への注意喚起を行っており、子どもから目を離さないよう呼びかけている。
インド北部で住民がオオカミに襲われる被害が相次いでいて、過去2か月で子ども7人を含む8人が死亡しました。
インド北部のウッタルプラデシュ州では、畑を走るオオカミをとらえた映像が撮影されました。
地元メディアによりますと、この地域では住民がオオカミに襲われる被害が相次いでいて、過去2か月で子ども7人と女性1人が死亡しました。ドアがない家屋が多いため、室内に入ってきたオオカミが寝ていた子どもを襲うケースもあったということです。
洪水によりオオカミの生息地域が浸水し、群れが移動してきたことで被害が相次いでいるとみられ、地元当局は、ドローンで群れを追跡するほか、ワナを仕掛けるなどの対策をとっています。
また、地元当局は住民に対し、子どもから目を離さず、野宿を控えるよう注意を呼びかけています。