ハリス氏、激戦ジョージア州で「バスツアー」開始 若者にアピール

AI要約

米民主党ハリス副大統領とウォルズ氏がジョージア州で選挙活動開始。若年有権者に訴える。

過去の選挙で民主党が僅差で勝利したリバティー郡を訪れる。

ジョージア州訪問は2日間の日程で、経済や中絶の権利に焦点。

ハリス氏、激戦ジョージア州で「バスツアー」開始 若者にアピール

Andrea Shalal Nandita Bose

[ハインズビル(米ジョージア州) 28日 ロイター] - 米民主党の大統領候補ハリス副大統領と副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事は28日、激戦地ジョージア州で選挙活動を開始した。若年有権者の取り込みを目指す。

同州では2020年の前回選挙で民主党が僅差で勝利している。

両氏はリバティー郡の高校を訪問。ハリス氏は「この国は皆さんにかかっている。あなた方の世代こそが、私たちを次の時代へと導く」と生徒たちに呼びかけた。

ハリス氏とウォルズ氏はジョージア州南部をバスで回っている。この地域は黒人人口が多く、陣営がスタッフを増員し現地事務所を開設した場所でもある。

リバティー郡は人口約6万5000人で約40%が黒人。20年の大統領選では圧倒的多数がバイデン大統領に票を投じた。

世論調査集計サイト「ファイブサーティエイト」によると、ジョージア州ではハリス氏の支持率が46.0%と、トランプ氏の46.6%に僅差で迫っている。ハリス氏が選挙戦に参戦する前はトランプ氏がバイデン氏を約5%ポイントリードしていた。

陣営によると、ハリス氏は消費者のためにコストを引き下げる公約を含め、経済や中絶の権利に焦点を当てる見通し。

ジョージア訪問は2日間の日程で、29日にはサバンナで集会を開く。