米大統領選討論会、相手の発言中はマイクオフに? 両陣営が駆け引き

AI要約

9月10日の米大統領選のテレビ討論会では、自身の発言中に相手のマイクを「オフ」にするかどうかが議論されている。

ハリス副大統領とトランプ前大統領の間で討論会のルールに関する駆け引きが続いており、討論会の結果が選挙に大きな影響を及ぼす可能性がある。

討論会は2週間後に迫り、初めて対決する候補者同士の直接対決が注目を集めているが、両陣営の間にルールに関する食い違いが存在している。

米大統領選討論会、相手の発言中はマイクオフに? 両陣営が駆け引き

 米大統領選に向けた9月10日のテレビ討論会で、相手の発言中にマイクを「オフ」にするかどうか――。選挙結果にも大きな影響を及ぼす討論会だけに、ルールをめぐり、民主党のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)との駆け引きが続いている。

 2週間後に迫る討論会は、2人の候補が初めて直接対決する場として注目を集めている。一時は欠席も示唆していたトランプ氏だが、27日になって「合意に達した」と改めて参加を表明した。だがルールについて両陣営に食い違いが残る。

 問題となっているのが、討論会の最中に発言者以外のマイクを切るべきかどうかだ。6月の討論会では、バイデン大統領(81)側の提案でマイクが切られた。トランプ氏がバイデン氏の発言中に割り込み、議論が成り立たなくなることを懸念したためだ。