【台湾】TIMの宇晨材料、屏東科学園区で工場着工

AI要約

屏東県政府は25日、屏東科学園区に台湾の熱伝導材メーカー、宇晨材料が工場を着工したことを発表。

宇晨材料の新工場への投資額は5億台湾元で、2026年に完成予定。

県政府は南科管理局との協力で周辺の公共事業を進め、ハイテク企業、大手企業を引き入れたい考え。

 屏東県政府は25日、県内で整備を進めている産業団地「屏東科学園区」で、台湾の熱伝導材料(TIM)メーカー、宇晨材料が工場を着工したと発表した。宇晨材料は同園区への入居企業1社目となる。

 宇晨材料は25日に着工式典を開催した。新工場への投資額は5億台湾元(約23億円)。2026年の完工を予定している。県政府は、地域の活性化にもつながると期待している。

 周春米県長によると、県政府は現在、南部科学園区(南科)管理局と協力の下、屏東科学園区周辺の公共事業の建設を進めている。完工後はより多くのハイテク企業、大手企業を引き入れたい考えだ。